運動が「健康」に及ぼす基本的な効果
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今回は、運動が「健康」に及ぼす基本的な効果について紹介したいと思います。
2013年に厚生労働省から公表された「健康づくりのための身体活動基準2013」には、からだを動かすことの効果として、
1、生活習慣病(循環器疾患、糖尿病、がん等)のリスク低下
2、生活機能低下(ロコモティブシンドローム、認知症等)の予防
の2つが掲げられています。
これらの効果と運動量との間には「量ー反応関係」と呼ばれる、反比例の関係が成立します。
すなわち、運動量が増えると、生活習慣病や生活機能低下の可能性が低下します。
具体的には、1日の活動量(例えば、普通の速さで歩いている時間)を2〜3分程度増やすことで、生活習慣病の発症、がん発症、ロコモティブシンドローム・認知症発症の危険性を低下させることができると言われています。
かつては運動を20分以上続けないと効果がないだとか、30分以上運動しないと脂肪は燃焼しないなどと言われていました。
健康づくりのための身体活動基準2013のデータを読み解くと、1日に2〜3分でも普通に歩くような活動を繰り返すことで運動の効果が得られることが分かります。
またウォーキングのような意識的な運動と、通勤や家事などでの活動(生活活動と呼ばれます)との間に大きな違いはありません。
健康づくりのために運動をしようと思うと、何か特別なことを始めないといけないような気がしますが、決してそうではありません。
・オフィスの中でちょっと遠くのトイレを使う
・車をいつもより遠くに止める
・お買い物でお店の中を余分に歩く
等、ちょっとずつ積み重ねて体を動かすことが、健康づくりの運動を始める(続ける)第一歩であると言えます。
できることからコツコツと、まずは90%くらいできそう(続けられそう)なことから始めてみてはいかがでしょうか。