運動?食事制限?どっちが痩せやすい!?
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今回のブログでは、エネルギー消費量の増加(運動実践)とエネルギー摂取量の制限(食事制限)のどちらがより減量に効果的なのかご紹介したいと思います。
体脂肪1kgの持つエネルギーは約7700kcalであり、お茶碗に1膳(160g:269kcal)の白米で計算すると約29膳分、3kmのウォーキング(約30分)に換算すると64回分(体重60kgの場合)に相当します。
「運動のみのダイエット」→減量した体重がダイエット前の体重の5%未満であった論文が94%
「食事制限のみのダイエット」→5-10%の減量が認められた論文が75%、10%以上の減量が認められた論文が19%
「食事制限と運動実践を組み合わせたダイエット」→5-10%の減量が認められた論文が67%、10%以上の減量が認められた論文が22%であったことを報告されています。
この結果から、運動のみの減量効果は大きいとは言えず、食事制限を伴うダイエットの方が、減量に対して圧倒的に大きな効果が得られることが分かります。
一方、食事制限は減量の効果が非常に大きいですが、デメリットも指摘されています。
著しい食事制限では筋肉や骨などの除脂肪組織の減少が生じることや、筋肉が脂肪を燃焼する機能が低下することが指摘されており、リバウンドが起こりやすくなることも指摘されています。
ダイエットに運動を組み合わせる理由はこのあたりにあります。
ダイエットにおける運動には、エネルギー消費量を増加させる役割の他に、食事制限により減少しがちな筋肉量や体力の維持、さらに脂肪や糖を筋肉で消費しやすくすること、また、脂肪や糖が内臓脂肪に取り込まれるのを抑制する役割があります。
したがって、減量のみの効果を見れば食事制限が圧倒的に有利ですが、リバウンドの予防や減量後の健康的な生活を考えると運動を組み合わせることが得策と言えます。
ご参考にして頂ければ幸いです。