マスク生活が体に与える2つの影響
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新型コロナ感染予防対策としてマスク生活がすっかり定着しました。
そこで今回はマスクを長時間していることで考えられる体への影響とその対策についてお伝えします。
1、肩こりが起こりやすくなる
肩こりとは一般的に肩や首の血行不良からくる不快感や痛みのことを指しますが、その原因の多くは「姿勢の悪さ」です。
では姿勢が悪くなる原因は何かというといくつかの原因があるのですが、原因の1つに「呼吸筋の筋力低下」が挙げられます。
この呼吸筋とは肋骨を動かす肋間筋やお腹を支えている腹斜筋といわれるインナーマッスルのことを言います。
あなたはマスクをしている状態で普段どういう風に呼吸をしているか意識をしたことがありますか?
おそらく口で呼吸をしていないでしょうか?
この口呼吸が呼吸量を減少させて呼吸筋の筋力を低下させてしまう恐れがあるのです。
長いマスク生活の結果、呼吸量が少なくなり肋骨やお腹の体を支えている筋肉が固まっていき姿勢が悪くなることで肩こりが起こりやすくなるというわけです。
マスク生活での肩こり予防としてできる対策は、時々屋外や人のいない場所に行き、マスクを外してから鼻からしっかりと息を吸い、口から吐ききる深呼吸を定期的にすることです。
こまめに行うことで姿勢が悪くならないように呼吸筋に刺激をしっかりと送ることができます。
1時間デスクワークを続けたら5分ほど深呼吸を行うように決めておくといいでしょう。
2、顔のたるみや口角が下がる
次に、マスク生活によって顔のたるみや口角が下がってしまうことにもつながります。
この顔のたるみや口角が下がる理由としては、1と同じく口呼吸になることや、人と話す機会が減ってしまうこと、さらに会話の中で表情をあまり大きく出さないようになることも考えられます。
こういったことに対する対策としては、1と同じようにこまめにマスクを外し顔の筋肉を大きく動かす体操を行うことです。
顔と口の体操→目を大きく開き、口を「あ」「い」「う」と順番に大きく開きます。
これを3セットほど行いましょう。これらの体操は1回では効果は期待できません。
こまめに継続的に行うことで少しずつ効果が出てきますので根気強く続けていき、マスク生活で体調を崩さないようにしていきましょう。