脳脊髄液の循環は身体の不調を解消する?
大分市にあるピュア整骨院です。
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頭蓋骨は、多くの骨で構成されていて大変複雑な構造をしており、その中には脳脊髄液が絶えず循環しています。
本来であれば、髄液量と髄液圧は、ほぼ一定に保たれています。
しかし、髄液圧が何らかの要因により低下することで、起立性頭痛を主として頚部痛、全身倦怠、めまい、吐き気、耳鳴りなどの症状が引き起こされます。
これを「低髄液圧症候群」といいます。
交通事故やスポーツの怪我など、外傷性の怪我が緩和されても、起立性頭痛や倦怠感、めまいなどの症状が続いている患者さまは、脳脊髄液が漏出してしまっている可能性も考えられます。
昨今では、脳脊髄液の役割やそれを原因とするさまざまな症状が明らかにされてきています。
2019年には、科学学術誌『Science Advances』で発表された研究結果により、睡眠中に脳のグリア細胞が縮んで隙間を作り、脳組織に脳脊髄液を浸透させ、脳脊髄液の流れを活発にさせることで老廃物を流し出すということが分かりました。
患者さまの不調の原因としても、そして不調改善への一手としても、脳脊髄液の循環は今後、重要な手掛かりとなるかもしれません。
お身体の不調は当院にお気軽にご相談ください。