天気痛について
こんにちは!大分市のピュア整骨院です!
梅雨時期にもこれから入ってきますね。
今日は天気痛についてお話します。
「天気痛」って何?
・低気圧を三半規管が感知して痛み物質を放出させる
天気によって神経や関節などが痛む病気を「天気痛」と言います。よく神経痛やリウマチを患っている方などは雨や低気圧の前に痛みが増すということを聞きます。
欧米の研究では「天気と痛みの相関」についてというテーマで統計解析が行われていて、このデータによると、痛みを引き起こす要因は「気圧、湿度、温度の変化、降雨、雷、風」にあるということが分かりました。
この中でも特に体の痛みに影響があると言われるのが低気圧です。
低気圧が接近すると、
内耳の中の三半規管が気圧の変化を感知
↓
交感神経が刺激神経伝達物質であるノルアドレナリンが放出
↓
痛みを感じる痛覚神経を興奮
ということだそうです。
・低気圧による「細胞の膨張化」が痛みを引き起こさせる!
さらに、低気圧によって起こる痛みの原因のもうひとつが「細胞の膨張化による神経の圧迫」です。私たちの体には、常に大気からの気圧が掛かっていますが、これにて対抗するように、身体の内側からも同じだけの圧力が掛かっています。
低気圧の接近で外側からの気圧が急に低下すると、内側からの対抗圧力が対応しきれず、内外の気圧差が生じて体の細胞が膨張を始めるのだと言います。その結果、膨らんだ細胞に神経が圧迫され、神経痛などが起こります。
では、この痛みの対処法としてはどのようなものがあるでしょうか?
・天気痛の対処法とは?
低気圧を内耳が感知するとノルアドレナリンが放出されるとお話しましたが、そこからさらにヒスタミンという痛みを引き起こす物質が分泌されます。
痛みの対策としては、このヒスタミン除去すれば良いわけですが、これは血中に産生されるため、運動などによって血流を良くして排出させる方法が最も適しています。
<具体的な運動法>
1、自転車やウォーキングなどの全身を使った有酸素運動、約20分程度行う。
2、痛みを感じる部位の周りの筋肉をストレッチする、約30秒ほど伸ばす。
3、入浴によって血流を良くする、約20分程度行う。
気候による神経や関節への痛みは、周囲からは理解しづらく、その辛さは患ったことのある人にしか分からないものであると思います。
梅雨の時期を、少し工夫することにで乗り切っていきましょう!
梅雨時期の肩こり、腰痛、坐骨神経痛、頭痛などもお気軽にご相談下さいね☆