2017年1月22日大分市のピュア整骨院奮闘記

痛みが無くなる=治ったは間違い!?

おはようございます!大分市ピュア整骨院です!

 

 

いきなりですが皆さん、痛みがなくなれば治ったと思いがちですが、実はこれは大きな間違いです。

 

確かに痛みがなくなれば動けるようにもなりますし、不便はなくなります。しかしそれは完治とは言いません。

 

例えばぎっくり腰を例に見てみましょう。

重たいものを持ち上げた時などにグキッ、経験した方も多いのではないのでしょうか?

 

ぎっくり腰というのは病名ではなく正式には腰椎捻挫などという名前になります。字のごとく腰の捻挫です。

 

捻挫と聞いてイメージするのは足首などではないでしょうか?

 

しかし捻挫というのは関節ならどこにでも起こりえます。腰の関節で起こればそれは腰椎捻挫となるわけです。

 

実際腰の中では何が起こっているのでしょうか?

 

関節というのは靭帯や筋肉によって支持されています。

 

捻挫を起こすとそれらの靭帯や筋肉に損傷を与えます。痛みのほとんどが損傷によって現れます。

 

ぎっくり腰を起こした時も腰にある靭帯や筋肉が損傷します。簡単に言うと部分的に切れているということです。

 

ぎっくり腰を経験したことのある方でも長くても1週間ぐらいで痛みは収まっていきます。中には次の日には痛みがなくなっている方もおられます。

 

でも実際には痛みがなくなっても治っているわけではありません。

 

筋肉が部分的に切れているのに、1日で元に戻るはずがありません。

 

皆さんここで油断してしまいます。痛みがないから治ったと思い、普段と同じ生活をしてしてしまいまたグキッと・・・

ここから慢性的な腰痛になる方もおられます。

 

わかりやすく切り傷で例えてみると、何かで手を切ったとします。切った直後は痛みがきついですが、数日で痛みはある程度収まりますよね?切り傷の程度にもよりますが(^_^;)軽いものと考えてください。

傷みが収まったとしても、切り傷はまだ残っていると思います。かさぶたの状態ですね。

傷みがなくても治っていないとはこういうことです。かさぶたを無理に剥がすとまた傷ができます。

腰もこれと同じことがいえます。でも実際に筋肉は体の中にありますから見ることができません。

治ったかの判断がしにくいです。

ぎっくり腰の場合程度にもよりますが、完全な完治までには1ヶ月ほどかかる場合もあります。

でも実際に痛みがあるのは2日〜3日で治まります。

腰だけに限らずほかの部分でも同じことがいえます。

 

ここでしっかり治す事により、今後が全然変わってきます!

皆さんも自分で判断せずに、治療を行っていきましょう!

寒い時期は体を痛めやすいのでくれぐれもご注意ください!