2022年2月16日ピュア整骨院奮闘記

【健康情報】冬場の入浴は要注意!『ヒートショック現象』

大分市にあるピュア整骨院です。

 

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『ヒートショック現象』を知っていますか?

 

ヒートショックとはどんな現象?

 

ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所に移動した際の急激な温度変化によって、血圧が大きく変化することが原因で起こる現象です。

 

特に多いのが寒い時期のお風呂場です。

 

暖房の効いたリビングから寒い脱衣室に移動し、浴槽に入る時などに起こります。

 

心筋梗塞や不整脈、脳卒中などが引き起こされ、これが浴室で起こると転倒の危険や浴槽で溺れるなど、命に関わる場合もあります。

 

暖かいリビングから寒い脱衣室に移動すると、寒さに対抗するために熱を奪われまいとして、血管は収縮して血圧は上がります。

 

そこで衣服を脱いで寒い浴室に入ると、さらに血管は収縮して血圧は上がります。

 

お湯につかると血管が拡張して急に血圧は下がりますが、その後浴槽から出て寒い脱衣室に移動すると、再び血管は収縮して血圧は上昇します。

 

このような血圧の変動は心臓に負担がかかり、危険が高まります。

 

ヒートショックの予防策は?

 

ヒートショックは65歳以上の高齢者、高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や不整脈がある人が影響を受けやすいのですが、誰にでも起こる可能性があります。

 

1、脱衣室や浴室を暖める暖房器具を置くなどの工夫をしましょう。

浴槽にお湯が溜まっている場合には、ふたを外しておくと浴室の温度を上げることができます。

シャワーを活用した浴槽へのお湯はりも効果的です。

高い位置に設置したシャワーから浴槽にお湯を注ぐことで、浴室全体を温めることができます。

 

2、お風呂の温度は低めに

お風呂の温度が42℃以上になると心臓に負担をかけるとされているので、41℃以下に設定することが勧められています。

 

3、お風呂から出る時はゆっくりと

お湯に浸かっている時は身体が温まり、血管が拡張して血圧が低下しています。

その状態で急に立ち上がると、めまいが起きたり意識を失うことがあるので、お風呂から出る時はゆっくり立ち上がりましょう。

 

4、食後直後の入浴は控える

食後1時間以内は、消化のために血流が消化器官に集まり、血圧が下がりやすくなるため、めまいや立ちくらみを起こす可能性があります。

転倒などを避けるため、入浴は食事の前にするようにしましょう。

 

5、入浴前後は水分補給を

入浴すると汗をかき、体内の水分が減少し、血液がドロドロになり血栓ができやすくなります。

入浴前後の水分補給で、脳梗塞や心筋梗塞を防ぎましょう。

 

冬場の入浴を安全に楽しむために、ぜひできることから始めてみてくださいね。

 

 

ピュア整骨院 アクセス情報

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