現代病？「頚性めまい」とは

大分市のピュア整骨院です。

 

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めまいが起こる原因はさまざまですが、最近では特に「頚性めまい」と呼ばれる、頚部を原因とするめまいが注目されています。

 

日本めまい平衡医学会の定義では、頚性めまいは「頚部に原因があり、多くの場合、頚部の回転、伸展により生じるめまいを意味する」とされています。

 

頚性めまいは、首や肩のこりによって神経痛が引き起こされ、その神経と繋がっている自律神経に影響が生じ、平衡感覚が低下することで起きるめまいです。

 

めまいの種類としては、回転性だったり浮遊性だったりしますが、どちらも頚部の前後屈や回転・伸展によってめまいが引き起こされ、頚部痛や頭痛等を伴う場合もあります。

 

頚性めまいが引き起こされる原因については、近年のパソコンやスマートフォンの長時間使用といった社会的背景に合わせて、就寝時の枕の高さがあっていない、運動不足なども原因の一つと考えられています。

 

さらに、頚椎に負担がかかり続けると、椎間板がつぶされて飛び出し、神経に触ったり、骨が変形したりしてしまいます。

 

いわゆる頚椎椎間板ヘルニアです。

 

そして、頭痛、肩こり、耳鳴、吐き気、手指のしびれ、不眠などのさまざまな症状を引き起こすことになります。

 

頚部以外にめまいの原因となる障害が認められなければ、頚・肩部の筋肉の過緊張がめまいの原因である可能性が高いです。

 

また、頚椎のゆがみ・ずれも原因になりえるので、頚椎の調整を行い、正しい位置へ導くことも必要です。

 

日常的にパソコン・スマートフォンを使用するようになった現代では、今後頚性めまいを訴える人が増加する可能性が高いと考えられます。

 

痛みを取り除くことももちろん必要ですが、頚部に負荷がかかりすぎないよう、生活習慣や日頃の姿勢のアドバイスもさせて頂きます。

 

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