腹式呼吸について
こんにちは!大分市で腰痛治療も行っておりますピュア整骨院です!
今日は腹式呼吸についてお話いたします。
「慢性腰痛」または「ぎっくり腰」のような腰痛を抱える方や、何度も再発する方のために、慢性腰痛予防のためのストレッチをご紹介します。
呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類があります。
普段起きている時の呼吸は「胸式呼吸」、寝ている時の呼吸は「腹式呼吸」になっています。
「胸式呼吸」は胸周辺の筋肉を使うので一度に沢山の酸素を取り入れることが出来ますが、肩、
首、喉などに力が入り交感神経を刺激することで筋肉が硬直し緊張してしまいます。
「腹式呼吸」は肺を動かす筋肉である横隔膜を使った呼吸法です。
この横隔膜を使うと、肩や首、喉などの余計な筋肉を使う必要がない上に、腹式呼吸をすることで副交感神経が優位になるためリラックス効果が期待できます。
腹式呼吸を行うとインナーマッスルが鍛えられることで代謝がアップしたり、お腹周りの引き締めにも効果が期待できます。
腰痛予防に関係する主な腰回りの筋肉は、
・脊柱起立筋・腹斜筋・腰方形筋・梨状筋・大殿筋・ハムストリングです。
インナーマッスルは、
・横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋です。
これらの筋肉の緊張や衰えが、腰回りの関節に負担をかけたり、その結果、ゆがみや炎症を引き起こしていたり、衝撃から守れなかったり、正常な機能が働かないようにして痛みを生じさせています。
『腹式呼吸のご説明』
インナーマッスルの働きを良くする基本的な体操です。
仰向け寝でヒザを立てます。お腹に手を当て、息を吐きながらお腹を凹ませていきます。10秒以上かけて、細く長く腰を床に押し付けるようにしてください。馴れてきたら、少しずつより長い時間をかけて行うようにしてください。3〜5セット行ってください。
『逆腹式呼吸のご説明』
複式呼吸と同じような姿勢ですが、今度は息をゆっくりと細く吐きながらお腹を膨らませていきます。これも息を吐きながら腰を床に押し付けてください。3〜5セット行ってください。
『腹式呼吸の効果』
◯腰痛予防・腰痛改善
◯ダイエットのサポート
◯脂肪燃焼効果
◯自律神経を整える(不眠などの改善)
◯ストレスを軽減する
◯免疫力を上げる
◯内臓機能(消化器官)の向上
◯血行を良くする
◯冷え性を良くする
◯老化防止
◯声量が増す
などなど腹式呼吸にはたくさんの効果が期待できます!
ぜひご自宅でお試しくださいね!!