膝に水がたまるワケとは!?
おはようございます!大分市羽屋のピュア整骨院です!
本日は膝の症状についてお話させていただきます。
膝に水が貯まるとよく耳にすると思いますが、そもそも水とは何なのでしょうか?
一般的には『水』と表現されますが、正しくは『滑液』と呼ばれる関節の中にある体液です。
関節は関節包という袋に覆われており、その中に滑液がたまっています。
では何のために滑液はあるのでしょうか?
関節に全く異常が無い方でも滑液はたまっています。滑液の役割というのは主に関節の動きをスムーズにする、つまり潤滑剤のような役割です。
あともう一つ重要な役割があります、それは関節内に栄養などを運んだりすることです。
身体の中で栄養(酸素など)を運んでいるのは血液になります。しかし関節の中には血管が存在しません。
そのため滑液がその変わりをしているのです。
膝の関節の中には靭帯や半月板、軟骨などの軟部組織がたくさん存在しそれらの栄養を滑液が行っています。
軟部組織に損傷や炎症が起きると体がそれを治そうとして滑液を分泌します。
普段より多く滑液が分泌され、関節内にたまります。これが水が貯まるという現象です。
水が貯まる=悪いと思われがちですが、実際は体が悪いところを治そうとしている反応なのです。
なので水がたまっているから悪いのではなくて、関節に何らかの異常があるので水がたまっているのです。
もちろんたまりすぎてしまうと、関節内の内圧が高まりますので痛みが出たりします。そういう場合には抜いたりすることもあります。
しかし少したまっている状態で抜いてしまうと、せっかく体が治そうとしている反応を妨げてしまうことになります。
なので水を抜く=治療とはならないのです。
関節内が正常になれば滑液の分泌も収まります。
当院では関節の動きなどを正常にし、負担のかからないように治療を進めていきます。
もちろん膝以外でも同じことがいえますので、お困りのことがありましたらぜひ一度ご相談ください。
全力でサポートさせて頂きます!!