なぜ座位姿勢は腰に負担がかかるのか
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座位姿勢が腰に負担をかける原因について、まず挙げられるのは「長時間同じ姿勢でいること」です。
同じ姿勢を続けることで腰の筋肉の緊張が続き、筋疲労を起こして痛みが発生することがあります。
運動不足の場合も、同じような理由で腰痛になることがあります。
しかし、上記の理由は座位姿勢に限ったことではありません。
立位時より座位姿勢の方が腰に負担がかかる理由として、「床反力」にも原因があると考えられます。
人には常に、上からの荷重(重力)と下からの床反力が加わっています。
直立している場合、上からの力は脊椎のS字カーブが、下からの力は足部の関節がクッション代わりとなり、上下から加わる腰への負荷を吸収してくれています。
しかし、座位姿勢の場合だと、床反力は足の関節部で衝撃が吸収されることなく直接的に腰部(座面)にかかることになります。
しかも座位姿勢は、起立筋等を休めることになるので骨盤が後傾し、腰椎が後彎していきます。
これがいわゆる「猫背」の状態です。
そして、座位姿勢が長時間続くにつれ、臀部が前方へ滑っている(仙骨が座面につく)状態になっていきます。
これを「仙骨座位(仙骨座り)」とも呼びます。
仙骨後面と背中の二点で身体を支えている状態になり、普通の座位姿勢より背中への圧が強くなります。
普段から仙骨座りをしていると背中の筋肉の緊張状態が続き、背中とつながっている腰の筋肉の緊張を引き起こし、腰椎や骨盤、股関節の動きが悪くなってしまいます。
また、骨盤後傾の状態では脊椎のS字カーブが保ちにくく、上からの荷重を上手く吸収できず腰や上半身に負担がかかりやすくなります。
だからと言って、無理に骨盤を前傾させると過度な腰椎前彎(反り腰)となり、これも腰に大きな負担をかけることになります。
特に、パソコン作業が多い方は、デスクや画面の位置が身体に合っていないと、パソコン画面をのぞき込むような体勢や椅子に浅く腰かけている体勢になります。
慢性的にこのような姿勢で毎日業務をされている方は、症状が出ていなくても非常に危険な状態だと言えます。
当院は身体の歪みの検査を行っております。
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