2014年3月10日大分市のピュア整骨院奮闘記

寝起きが悪い朝になる5つの原因と改善方法について②

こんにちは!大分市羽屋ピュア整骨院です!

 

今日は昨日に引き続き、朝の寝起きが悪くなる原因と改善方法についてお話しします。

 

 

3、睡眠の質の低下で寝起きが悪い。

睡眠不足ではないのに、寝起きが悪い、朝起きたら頭痛がする、などの症状があれば、それは「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。

睡眠時に無呼吸になることで、睡眠の質が下がり、回復に十分な睡眠がとれていない場合があります。睡眠の質の低下により寝不足のような朝の寝起きの悪さが起こりやすいだけでなく、それが続けば、自覚ある睡眠不足と同じように自律神経に不調をきたします。

睡眠時無呼吸症候群になると、その他の生活習慣病のリスクも高まりますので早期の治療が必要です。

周囲にいびきを指摘されたり、夜中に自分のいびきで目が覚めたり、朝起きると口が乾いている…などが思い当れば、まずは一度、専門医の診察を受けられることをお勧めします。

 

4、貧血でも寝起きが悪くなる。

 

貧血の人は寝起きが悪いという話は本当です。しかし、寝起きが悪いからといって貧血改善を考える人は意外と少ないようです。知識として知っていてもアプローチしなければ改善しませんよね。

貧血とは、酸素を運ぶ赤血球が少ない状態。取り込んだ酸素を赤血球にのせて全身に運び、細胞でエネルギーを作っています。しかし、貧血になるとどんなに深呼吸しても、血中の酸素が不足し、エネルギーを作れなくなってしまいます。

エネルギーが作れなくなると、常に疲れやすく、活動が低下します。すると、これをカバーしようとして自律神経や副腎が無理をします。貧血という最初の原因が体内に様々な影響を与えるため、寝起きが悪くなるのです。

すでにお伝えした通り、副腎が無理をすればホルモン分泌が低下し、朝のコルチゾール分泌が低下し、寝起きが悪くなります。また、貧血によって常にエネルギー不足の状態が続くと、少しの活動でも交感神経の支配を強めなくてはならず、サーモスタットのような調整機能が狂いやすくなります。

エネルギーが不足した身体は、とにかくストレス過多な状態です。貧血改善には、まずはしっかり鉄分補給を。この際にほうれん草などの野菜の鉄分はほとんど効果がないことを知っておきましょう。植物性の鉄分は吸収が悪く効率が悪いのです。

お勧めなのは動物性の「ヘム鉄」。貧血を改善させるためには、タンパク質も必要ですが、赤みのお肉などの動物性食品は、タンパク質もヘム鉄も含まれる優れものです。動物性食品をしっかり補給するようにしましょう。

 

5、栄養不足でも寝起きが悪くなる。

 

人間の身体は食べ物でできています。髪や皮膚といった目に見えるものだけでなく、血液中の細胞やホルモンまで、材料は食べ物に含まれる栄養素で作られています。

副腎疲労に至る場合でも、貧血に至る場合でも、栄養不足による影響も計り知れません。睡眠不足になりたいわけでもないのに、寝つきが悪かったり不眠傾向にある人は、眠気を誘うメラトニンというホルモンが分泌されない場合もあります。

副腎疲労に至るまでも、ホルモンなどを作る栄養素が不足すれば、当然分泌量も低下します。貧血に至っては、赤血球を作る材料が不足している場合もあるでしょう。ホルモンとなる主材料はタンパク質です。他にも、ビタミンミネラルが補助を行いながら身体は機能しています。

食事の内容も生活習慣の一つです。過度なダイエットを続けていたり、外食やお惣菜などの加工品が続いていれば栄養不足になりやすくなります。食事を見直すことで、睡眠から寝起きまでが快適に改善されることもあるのです。

 

 

<まとめ>

寝起きの悪さは、それ以前に積み重なったストレスや疲れ、寝不足から、ホルモンや神経系が乱れることで起きやすくなります。

寝起きの元気さは、健康のバロメーターです。寝起きが悪い日がつづいたら、生活習慣を見直しましょう。どうしても改善されない場合は、一度専門医による診察をお勧めします。

寒くなると布団から出たくないような気持ちになりますが、ホルモンや自律神経がしっかり働いていれば、目はしっかり覚めるはず。

目覚めが良ければその日は一日快適に過ごせることでしょう。寝起きの悪さ改善に役立ちますように。

 

これで睡眠編は終了です。

 

最後まで呼んで頂きありがとうございました!!!